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EVレーシング「NISSAN LEAF NISMO RC」がレース初出場!

2012.09.06(木)

日産自動車の佐藤です。


2011年4月のニューヨーク国際オートショーでのお披露目以来2011年ルマンなどさまざまな機会でデモ走行を行ってきた、日産リーフ ベースのレーシングカー、「NISSAN LEAF NISMO RC」がレースデビューしました。


NISSAN LEAF NISMO RC
9月2日(日)に開催された全日本電気自動車グランプリシリーズEV-GP 第3戦 スポーツランドSUGO戦にNISSAN LEAF NISMO RCがスポット参戦。
「NISSAN LEAF NISMO RC」と、50kmの距離で争われたこのレースの模様について、詳しくご紹介します。






まずはNISSAN LEAF NISMO RC(以下「リーフRC」)のスペックをおさらいしておきましょう。
いずれも昨年の発表時の数値です。
( )内は市販の日産リーフとの差です。

全長4465mm(+20mm)
全幅1942mm(+172mm)
車高1212mm(-333mm
車重925Kg(-595kg)
モーター出力80kW(±0)
トルク280Nm(±0)

ボディは長く幅広く、低く、そして大幅に軽くなっているのがお分かりいただけますね。一方でモーター出力、トルクは差がありません。
リーフRCは、バッテリー、インバータ、モーターは市販のリーフと同じものを使用しています。

ただし、レイアウトは変更されており、運動性能を高めるためにバッテリーパックを運転席後ろのミッドシップに、インバータ、モーターをリヤに搭載しています。

予選後レースに向けてバッテリーを交換
リーフRC 電池交換の様子(交換に約1時間かかります)
市販の日産リーフのバッテリーパックとは随分形状が違います。
電池の冷却は問題ないのか聞いてみたところ「レース中に温度は上がるが問題になるほどではない」とのこと。リーフRCはレーシングカーとして設計されているので、電池を車載した状態での充電を想定していないため(充電はクルマから外して行います)充電(特に急速充電)時の温度上昇を考慮する必要がないため、この形状でも問題ないのだそう。



以上のレイアウト変更及び変更なしのパワートレインから、リーフRCはストレートは市販のリーフと差はありませんが、コーナリングが速いクルマになっています。





そして、レースについては、エンジニアいわく
EVレースは、同じエネルギー量でいかに効率よく速く走るかを競うレース。これまでのようにエネルギーをガンガン使って速さを競うというレースとは違うものになります。時代に即したレースではないでしょうか」
とのこと。
レースというと爆音ですが、音だけではなく、レースそのものも違うものになるのでしょう。



そのためには走り方も随分と違うものに。
通常のレースでは出来るだけ短い距離で減速をしますが、EVレースではエネルギーを無駄にしないためできるだけブレーキを踏まずに減速するという走り方をします。

今回のレース参戦でドライバーを務めたのは、開発ドライバーも務める松田次生選手。
次生選手いわく、スポーツランドSUGOでは1周で1~2回(4コーナーと馬の背 馬の背は踏まないことも)しかブレーキを踏まずに走行していたそうです。
その他にもできるだけステアリングを切らずに走るなど、工夫をしていたといいます。


このような走り方は、EVオーナーの皆さんは自然とそうなっているのではないでしょうか。





さて、レースについて。

P9011029
レース前日にスポーツランドSUGOに到着。
夕方練習走行を行いました。

日産リーフ ニスモ RC
練習走行が始まったのは夕暮れ時。リーフRCはライトを点灯して走行。






レース当日は午前に予選、午後にレース本番というスケジュール。

エントリーは8台
日産リーフ4台
テスラロードスター2台
AE86ベースのコンバートEV
そしてリーフRC が1台

仙台は前夜から雨でした。予選が始まる頃には雨はあがっていたものの、路面はウエットという状況で行われた予選。次生選手駆るリーフRCはポールポジションを獲得。

EVレース予選結果。23号車がNISSAN LEAF NISMO RC
予選結果。23号車 NISSAN LEAF NISMO RCが1'44"70で予選1位。



予選終了後の松田次生選手のツイート








次生選手のコメントにもあるように、レースではモーター出力にまさるテスラ ロードスター(リーフ RCが出力80kWに対し、テスラ ロードスターは215kWと2.5倍以上の差)のストレートスピードが気になるところ。

また、テスラ ロードスターは電池の容量は53kWhとリーフRC(と市販のリーフ)の24kWhの倍以上。電池残量を気にしながら走る必要があるリーフRCと気にしなくてよいテスラ ロードスター。
同じ電気自動車が同じレースを走りますが、ある意味全然違うレースです。





午後2時半。出走各車がスターティンググリッドに。

全日本電気自動車グランプリシリーズ 第3戦 『全日本SUGOEV50Kmレース大会』スターティンググリッド
予選1位はリーフRC。直接のライバルは予選2位、3位のテスラ ロードスター。



テスラ2台を追うNISSAN LEAF NISMO RC
リーフRCはポールポジションからスタートしたものの、序盤にホームストレートでストレートスピードに優るテスラ ロードスターにパスされ、以後追う展開に。


松田次生選手自身のブログにもあるように......

「日産リーフ ニスモ RC」EVレース車載映像 コーナー
コーナーで速いリーフRCが迫って

「日産リーフ ニスモ RC」EVレース車載映像 ストレートエンド
ストレートでモーター出力にまさるテスラ ロードスターが逃げる


という展開が続きます。




松田次生選手自身が編集した車載動画。3分50秒頃からレースの模様です。
序盤で3位に後退したリーフRCですが、すぐには無理して攻めず、終盤にアタック!
序盤と終盤での走りの違いもお分かりいただけると思います。

ちなみに、次生選手が時おり右手でいじっているのは出力。市販のリーフでいうとシフトのD⇔エコモードを変更しながら走っているのです。





結果は、というと......

レース終了後の松田次生選手のツイート






終盤2位にあがり、1周4~5秒速いペースでトップを追いかけるものの、悔しい2位チェッカーでした。
2012 ALLJAPAN EV-GP SERIES Rd.3 正式結果公開はこちら



松田次生選手のブログから
僕も初めてのEVレースでしたが、
速く走らすだけでは勝てないですし、
いかに効率良く走らせる事が出来るか
また新たなレースの楽しみ方になると痛感しました。




SUPER GTと全日本電気自動車グランプリシリーズの日程がかぶるため(今回、かぶらなかったために参戦できたのですが)、今シーズンのレース参戦の予定は残念ながらありませんが、またレース参戦の機会があれば、TwitterFacebookでお知らせいたしますので、フォロー、いいね!をお願いいたします。



あわせてこちらのまとめ動画もご覧ください。
走行シーンなど次生選手の車載動画とはまた違った映像もご覧いただけます。







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2012年10月12日追記

上記に引き続き、全日本電気自動車グランプリシリーズEV-GP 第4戦 袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ戦にNISSAN LEAF NISMO RCが参戦。

SUPER GTオートポリス戦と日程が重なったため、ドライバーは松田次生選手に代わり佐々木大樹選手が務め、見事に総合優勝しました。

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