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CEATEC JAPAN 2012 日産自動車の出展内容について IT&ITS開発部 二見徹が解説

2012.10.11(木)


日産自動車の佐藤です。

先日、最先端IT・エレクトロニクス総合展『CEATEC JAPAN 2012』が千葉幕張メッセで開催されました。日産はCEATECに自動車メーカーとしていち早く、2006年から出展、以後継続的に出展しています(2011年からは特別企画展に参加)。


CEATEC JAPAN 2012の出展概要について
日産自動車IT&ITS開発­部エキスパートリーダー二見徹が解説。
テキストでもお読みいただけるように、二見が話している内容を文字に起こしました。

クルマの未来、クルマがもたらす未来について、どうぞご覧ください。






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日産自動車 IT&ITS開発部の二見と申します。
今年のCEATECは昨年とちょっと違うところがあります。

昨年は3.11という非常に大きな震災があって、エネルギーが社会的に大きな問題になりました。
社会的な問題を解決するためには実は蓄電池がないとこの社会は安定して回らないということがわかりました。そのために我々のEVの蓄電池を社会のために役立てようと、そのためのコミュニティというのを提案したのが昨年のCEATECでした。



今年のCEATECは、たしかにエネルギーはエネルギーで非常に大きな問題なんですが、それ以外に事故の問題ですとか渋滞の問題ですとかそれから環境、こういったクルマがつくってしまったネガティブというのを、まだ21世紀で解決していないというのがあります。

これを解決していくためのベースとなるのはやはり交通インフラ、エネルギーインフラと並んで交通インフラをもう一回しっかり作り直さないといけない。その中心の役割を担うのがおそらく電気自動車でしょうということで、今年はモビリティに力点をおいてつくっているというところが少し違うところです。



(中略)



(展示は)大きく分けるとモビリティエリアエネルギーエリアというところに分かれています。

モビリティエリアは少しクルマの未来を見せようということで、自動運転、言葉をかえるとロボットカー、これをEVを使ってデモンストレーションすることを目的にしています。

エネルギーエリアはすでに昨年「LEAF to Home」というコンセプトを発表して、今年商品も出してます。

ミスフェアレディによるLEAF to Homeプレゼンテーション
LEAF to Home



その「LEAF to Home」を使って家に電力供給するのは当然なんですが、もう一つ、コミュニティに電気を供給することができるというデモンストレーションをします。
具体的には、このエリア全体に街路灯があるんですが、街路灯を「LEAF to Home」の同じ仕組みを使って点灯させるというデモンストレーションです。

LEAF to Communityのデモでは日産リーフの電力で電灯7基を点灯します。
LEAF to Community 日産リーフの電力で電灯7基を点灯



もう一つは、ステージの電力を、実は日産のリーフと三菱のi-MiEVから供給するということで完全にゼロエミッションなステージになっています。これも(EVの)一つの特徴であると同時に企業間のコラボレーションで成り立っているというところ、単に一企業が出て何かブースを展示するということではなく、それぞれの企業がそれぞれの持ち物をお互いに出し合って、街をかたちづくっていくという、特徴を持たせています。

Smart Mobility "ZERO"のステージの電気は日産リーフと三菱自動車さんのiMiEVから供給されています。
ステージの電力は日産リーフと三菱自動車さんのiMiEVから供給



CEATEC JAPAN 2012 「Smart Mobility "ZERO"」ブース
左側には三菱自動車さんのEVとPHVが並び、右側には日産のEVが並ぶCEATEC JAPAN 2012 「Smart Mobility "ZERO"」ブース 





モビリティエリアには「NSC-2015」というスマートカー、(NSCは)日産スマートカーの略なんですが、それが展示されています。これを使ってデモンストレーションをやるんですけど2015年には全部実現する技術として、2015という名称をつけています。

NSC-2015
NSC-2015

自動運転というとみなさんどういうふうにイメージされるかわからないのですが、企業がなぜ自動運転をやるかという理由は大きくは二つあって、一つは事故をなくすということです。
事故の9割以上が人間のミスによるものなんですね。ということは、人間はつい、うっかりというのをやってしまうので、事故を最終的にゼロにしようと思ったら、人間だけに任せておいたのでは限界があると。これからは人間の代わりにというよりは人間を上回る機械の性能をつかって事故を未然に防止するということを機械にやらせることができないか、という狙いが一つです。


もう一つは、我々、相当時間のロスをしていると。例えば、都市部で駐車場一つ探そうと思うと、本当はdoor to doorの移動をしたいわけですが、目的の入り口につくまで、駐車場まで行って帰ってくる間に10分近くの時間を使っています。これ完全に無駄な時間ということになります。こういう時間は我々にとってありがたくない時間なので、そういう時間はクルマに勝手に走って行ってもらって、空いた駐車場で停まっていただこうと。


そうすることで我々は時間を有効に使えるし、クルマはクルマで100%近い安全を確保しながら、クルマとしてのセキュリティも確保するというその二つが同時に得られます。この自動運転は安全という目的と、時間の無駄を省く、これが大きな二つの狙いであるということですが、今回のデモンストレーションは後者の、時間の無駄を省くというところに狙いをしぼってデモするものです。


「NSC-2015」の特色は、日産のアラウンドビューモニターという360°周囲を見渡せるカメラが入っています。従来のカメラと比べるとメガピクセルといって130万画素ぐらいのハイビジョンと同じくらいのクラスの非常に細かい映像が撮れるカメラが使われていてこれと、それからクラウドにつながっています。さらに通信システムが入っていて、第4世代の通信システムLTEが付け加わっています。


まず駐車場に近づくとクラウド側から駐車場情報が入ってきます。
それから、その情報をもとにして駐車場の形などはあらかじめ持ってるわけなんですが、今度はカメラを使って周囲環境を自分の目で認識しながら、間違いなくこの場所であるという位置の特定をしていくわけです。この仕組みによってたとえ地下駐車場でGPSのようなものが使えない場所であっても、正しくルートをたどるができるという、そういう特色があります。


スマートフォンで完全に連結されていますので、駐車場で、入り口で人は先に降りてしまって、そこでスマートフォンで「PARK-IN」というスイッチをONするとあとは勝手にクルマのほうが空いた駐車スペースに向かって走り出すというそういう仕組みになっています。





もう一つ、「NSC-2015」の特色として、自分で周囲環境が認識できるというこの機能をもってるおかげで、ひとつのアプリケーションとしてセキュリティカメラというのがあります。
セキュリティカメラというのは、クルマが停止しているときに、いろいろモノを盗ったり傷つけたりという防犯システムというのが今後大事になってくるわけなんですが、クルマの周囲の情報というのをいつも監視しているので、あやしい人が来るとそれを検出することができます。


そして不審者を検出すると、ドライバーのスマートフォンに自動的に通報します。
ドライバーは通報されるだけではなくて、(クルマ)周辺の映像を文字どおりリアルタイム映像としてスマートフォンで見ることができます。映像を確認すると、確かに不審者でアタックされてると判断したら、「WARNING」というスイッチを押すと、光と音で不審者を撃退することができるそういう仕組みも入っています。


NSC-2015にイタズラしようとする不審者の映像をスマートフォンで確認......の図
NSC-2015にイタズラしようとする不審者の映像をスマートフォンで確認......の図





だいたいの基礎技術というのは実は日産の中で出来ていまして、おそらくあと数年のうちにはこの技術を使った商品が世の中に出ていくんではないかなと考えています。


昔、クルマは馬だったわけですよね。馬というのは主人が酔っ払ってしまってもちゃんと家まで連れて行くし、笛ひとつでちゃんとやってくるわけですよね。今回のシステムというのはまさにそういうシステムでスマートフォンでポンと押せば、あとは勝手に馬が厩舎に行くようにクルマが自分で駐車場に止まると。


もうちょっと先になると、非接触充電システムというのもおそらくできてきて、そうすると停まっている間に自動的に充電もできてしまうという、そういった仕組みもできると。
馬であれば必ずエサを食べるわけですけれど、それをクルマが自分でやると。まさに私達にとっての馬のような存在にクルマがなっていくと、そのための第一歩の技術がこういうものではないかなぁと思います。

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いかがでしたか?
車庫入れが得意じゃないという方もたくさんいらっしゃると思います。
お買い物に行って、駐車場の入り口でクルマを降りて、駐車はクルマにおまかせ。
お買い物が終わったらスマートフォンでクルマを呼び出し(しかも充電まで)。
そんな未来が数年後には実現しているかもしれません。



クルマの未来、EVの未来、クルマがもたらす未来については、ぜひ昨年、一昨年の解説動画もあわせてご覧ください。


CEATEC JAPAN 2011 EVとEVがつくりあげる新しい街の姿




CEATEC JAPAN 2010スマートグリッド3Dシアター



ニュースリリース
日産自動車、「CEATEC JAPAN 2012」出展概要を発表
-LEAF to Homeから近未来の「自動運転」までEVの魅力を一堂に集約-

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